9月になってからの二回目の三連休。我が家の子供たちは部活動や講習などで毎日登校していましたので、遠出することはありませんでした。以前から部活動優先という方針でしたので、家族全員がそんなものだろうという感じです。出かけなくても、昨日の秋晴れは気持ちよかったです。空が高く感じました。
 2011年 9月26日(月)のまちかど情報室は、「このバッグもともと○○です」というテーマでした。意外な材料で作られているリサイクルバッグについて、紹介されていました。
●高速の横断幕を利用したバッグ=「HATARAKU TOTE」
・問い合わせ先:ルートート ギャラリー 代官山ルーストリート店 TEL:03-6416-1986
URL→http://ROOTOTE.jp/
楽天で扱いがありました。ただ、現在は品切れのようです。
文字の入ったバッグがまず登場しました。「朝」「5」などが見えます。次のバッグには「新宿」「4」、別なバッグには「出口」。実は、高速道路に使われている横断幕で作られたバッグでした。工事のお知らせなどのために使われていたものです。こうした横断幕は首都高速道路では、年間800枚が捨てられていたそうです。雨や風に強い加工が施されていて、捨てるのはもったいないと考えてバッグに再利用しようとしたそうです。
 都内に住むTさんが持っているバッグは「笑」という大きな一文字が入っています。これは交通標語の一部だそうです。いわく、「ギャグなの?みたいな感じで、自慢しながら使っています。」
 いわゆる、一点ものです。オリジナル性の高い製品ですね。

●消防ホースを利用したバッグ=「スパイラルトートバッグ」」
・問い合わせ先:PATINA JAPAN(パティーナジャパン) TEL:0742-35-7433
URL→http://patina-japan.com
美容師をしているHさんが愛用している白いバッグ。11センチ幅の布がはぎ合わされてできています。実は、消防のホースです。消防車や施設に備えられているホースは、定期的に交換するケースが多く、廃棄されるものがたくさんあります。こうしたホースを集めて、工場で裁断、縫い合わせして生地を作ります。
ホースは、裏側は防水加工がされていて、バッグの中が濡れることはありません。トートバッグ、ショルダーバッグなどがあります。さまざまな色のホースがあって、カラフルです。使い込まれた感じがいい風合いを出してします。
 Hさんのコメント=「外に荷物をいっぱい持っていくことが多いんですけど、丈夫なので、大活躍しています。」
 使用済みのホースだけでなく、製造過程で出るロス材を活用しているバッグもあるそうです。そちらは、そちらで清潔感があっていいと思います。
●コメ袋を利用したバッグ=「雷×Think the Earth」
・問い合わせ先:Think the Earthプロジェクト(シンク ジ アース プロジェクト)
 TEL:03-3464-5221
URL→http://www.thinktheearth.net/jp/kaminari/index.html
楽天やアマゾンでは扱いが無いようです。
 主婦のYさんが愛用しているバッグは、カラフルです。このバッグのもとの材料は、米袋です。米30キロをいれるので、紙とはいえ丈夫にできています。米袋の上に、カラフルなシールを張っていき、作ります。
このシールもリサイクル。看板屋さんが、文字を作っていくときに使うシールのあまりです。もともとの米袋、貼り付けるシールいずれもリサイクルで、軽くて丈夫なバッグになりました。
 Yさんのコメント=「色合いがすごくきれいで、一目でこれだ。欲しいなーと思いました。米袋なので、かなり丈夫で、たくさん入れても安心です。大好きで使っています。」 これを作っているのは、長野県にある障がいを持った人たちの就労支援施設です。細かいカラフルなシールを貼っていく作業は、本当に細かい作業です。12人の人が作業していますが、それぞれの人たちのオリジナルのアイディアだそうです。素敵な作品が毎日作られているんですね。