今日から9月。台風12号の直接的な影響はまだなく、函館地方は穏やか晴れの朝となりました。9月1日は防災の日ですね。今年はこれまで以上に、気持ちを引き締めて防災の備えを確認したいものです。
 2011年9月1日(木)のまちかど情報室は、「いざという時に備えて」というテーマでした。いざという時に役立つ最新のグッズが紹介されていました。
●防災用品が入れられる枕=「快眠防災枕」
・問い合わせ先:蒲団屋 山昇(やましょう) TEL:0537-72-2645
URL→http://www.e-futonya.jp
楽天でもアマゾンでも扱いがありました。
深夜寝ているときに地震が起きたとき真っ暗だと、非常持ち出し袋にたどり着くのも大変です。こんなときに便利なのが、快眠防災枕です。枕の中に紙でできた筒が入っています。その筒に作業用手袋や懐中電灯、スリッパなど緊急時に必要だと思われるものを入れておける、というものです。
筒は、枕の上のほうに収納されるので、寝心地を悪くすることはありません。これがあれば真夜中に地震が起きても、避難の準備がすぐできます。
 常に備えておきたいけれども、置き場所に困るという懐中電灯など。枕に収納するというのは、とてもいいアイディアですね。
●ガラス製品などの転倒を防ぐジェル=「クリアミュージアムジェル 33111」
・問い合わせ先:スガツネ工業株式会社 TEL:03-3864-1122
URL→http://www.sugatsune.co.jp/
楽天でもアマゾンでも扱いがありました。いずれも送料高めです。

インテリアショップを経営するTさん。防災のために使い始めたものがあります。それは「クリアミュージアムジェル」。それをつけたガラス製品は、台を斜めにしても落ちてきません。粘着剤の一種です。素材は、粘り気のある柔らかなシリコーン。これを適度な大きさにちぎって固定したい物と物の間に挟むと、隙間なく密着します。メーカーの実験では震度5強の揺れにも倒れることはないということです。横にして、間に空気を入れてやると簡単にはずせますし、粘着剤がこびりついてとれないということもないそうです。
Tさんのコメント=「大切なものが壊れていないか、という心配をなくしてくれる。何度でも使えますし、手にも残らない。安心して使えますね。」
 パソコンの転倒防止などにも使えると思います。シリコーンはすごい素材ですね。

●度数が調整できるメガネ=「アドレンズ エマージェンシー」
・問い合わせ先:アドレンズ・ジャパン株式会社 TEL:03-5408-5886
URL→http://adlensjapan.co.jp/
楽天でもアマゾンでも扱いがありました。
東京葛飾区に住んでいるYさん一家。家族のうち四人がめがねをかけています。お父さんと娘は近視用のめがね。おじいちゃんとおばあちゃんは老眼用のもの。Yさん一家は非常用袋に一本だけめがねを入れています。誰がかかても使えるということです。秘密は二枚重なったレンズ。横についているつまみを回すと、レンズがスライドして、遠視・近視・老眼にもピントを合わすことができるようです。
おじいちゃんのコメント=「むずかしい調節とか、工具とかもいらないですし、ひとつあるだけで共有できるので、、、、」「大変心強いです。」
 緊急時、めがねがないととてもあせります。調整してだれでも使えるというのはとても便利だと思います。
 製造メーカーは被災地にこのめがねを送ったそうです。めがねを失った人も多く、重宝されているようです。自分で調整できるというのはいいですね。