函館地方、今日は朝からさわやかな晴れになりました。久しぶりの青空という気がします。もう朝晩の風は冷たくなってきましたが、今日の日中は27度まで上がるという天気予報ですから、暑さへの対応もまだまだ手が抜けないと思います。
2011年8月26日（金）のまちかど情報室は、2011年 6月2日(木）の再放送でした。「もしもの時に安心です」というテーマ。ユニークなヘルメットや電池などの防災用品が紹介されていました。
●揺れるとブレーカーを自動で落とす製品＝「スイッチ断ボール」
・問い合わせ先：有限会社エヌ・アイ・ピー　TEL:03-3823-6220
URL→http://www.bbk-nip.jp
　楽天でもアマゾンでも扱うようになったようです。
地震の後の火災の原因のひとつが、通電火災です。ブレーカーを落としておかないと、電気が復旧したときに破損したコードなどがショートして出火することがあるそうです。そこで、Ｋさんが通電火災を防ごうと使っているのが、赤い玉に紐がついたもの。この小さな玉が、地震が起きたときにブレーカーを落としてくれます。
仕組みは簡単です。筒型の台の上に玉を載せます。そして紐でつながった先にあるキャップをブレーカーにかぶせるだけ。玉には鉄の錘が入っていまして、落ちるとキャップが引っ張られて同時にブレーカーも落とすということです。
玉の重さや台の形を調整して、震度5以上の揺れで落ちるように設計されています。
Ｋさんのコメント＝「通電した後が怖いですから、電気が自動的に落ちてくれればね。それだけ安心です。」
ボールの重みを利用する、というシンプルな構造は故障も少ないということになりますね。

●分割して収納できるヘルメット＝「コンパクメット」
・問い合わせ先：株式会社香彩堂　TEL:048-794-1585
URL→http://www.kelvin1900.jp/
楽天で複数扱いがありました。
安全に避難するためにヘルメットを購入したＡさんです。一見普通のヘルメットに見えますが、なんと三つに分けることができるというものです。重ねたときの高さはおよそ8センチ。ヘルメットは、そのままですと収納場所に困ることがありますが、分解して重ねれば狭い場所でも収めることができます。強度は、厚みを増すことなどで保たれていて、一般の建築現場でも使えるレベルということでした。
Ａさんのコメント＝「5，6秒で組み立てられます。頭が一番重要ですからね。」
大事なものでも、目障りだったり邪魔になったりすると、置きたくなくなります。必要なときにしっかり働いてくれて、普段は目立ちすぎない、これは大事だと思います。人のあり方にも似ているかもしれません。
●水を使って発電する電池＝「水電池　NOPOPO」
・問い合わせ先：日本協能電子株式会社　TEL:03-5408-8980
URL→http://www.aps-j.jp/
楽天でもアマゾンでも扱いがありました。
懐中電灯の乾電池。時間がたつと電池が放電してしまっていざというときに使えないということがありますね。見た目は普通の乾電池ですが、よく見るとプラス側に小さな穴が二つ開いています。そこに付属のスポイトで水を注入します。そうすると、電池が発電してつきました。普通の電池は使っていないときでも、中で化学反応が進んでいてすこしずつ放電してしまっています。一方この電池は、使いたいときに水をすこし入れることで、初めて化学反応が起こりそれから電気が起こります。この電池の保存は20年ほどです。一般的なアルカリ電池が5年ほどですから、4倍の時間保存できるということですね。
　電池は買い置きすることが多いですから、使いたいときにちゃんと使えるというのはいいですね。真水が手に入らないときでもお茶やジュースでも発電することができます。
　電池の販売は単三一種類ですが、市販のアダプターを使うと単二や単三の器機でも活用できますね。市役所などでの備蓄が始まっているということでした。
　そのつど化学反応を起こさせるというのは、無駄のないいいやり方ですね。