北海道地方は、桜の時期となりました。函館では見ごろは終わりましたが、徐々に桜前線は北上をつつけて行くことでしょう。本州ではすでに夏日となっているところがあるようですね。
 2011年 5月12日(木)放送のまちかど情報室は、「節電対策 風で心地よく」というテーマでした。政府の試算によると、エアコンを使わないで扇風機にすると、使用する電力量は半分に減らすことができるそうです。節電に役立つユニークな扇風機などが紹介されていました。
●冷たい風が出る小型扇風機=「ハンディクーラー」
・問い合わせ先:KTM TEL:058-328-3037
URL→http://www.vanillamonaco.com/
楽天でもアマゾンでも扱いがありました。
主婦のAさんと娘のYちゃん。最近使い始めたのが電池で動く小型の扇風機です。これは、普通の扇風機よりも涼しい風が出るということでした。温度を測ってみると、、、室内の気温が25度なのに対して、風の温度はおよそ18度。その秘密は、中に入れてあるスポンジです。台所などにあります、普通のスポンジに比べますと水を吸収しやすい特殊な素材でできています。風がこのスポンジを通って出てくるときに、水が蒸発し、熱が奪われて気温よりも低い温度の風になるということです。
 Aさんのコメント=「これから夏に向けて、エアコンを使う回数も減らせそうですし、持ち運びも楽でいいですね。」
 部屋全体を涼しくするとい製品ではありませんね。ただ、狭いところをきちんと涼しくしてくれるというのは、ありがたいと思います。電池も充電式のものを使うと、よりエコですね。

●太陽光で充電できる小型扇風機=「ソーラーパワーファン」
・問い合わせ先:株式会社河島製作所 TEL:072-869-5301
URL→http://kawashimass.com
楽天でもアマゾンでも扱いがありました。6月にはいってからの発送というところがほとんどです。
首から提げて使う扇風機です。ファンの角度を変えることができるというのがポイントです。顔に涼しい風を当てることができます。羽は手が当たったりしても痛くないように、柔らかな樹脂でできています。そして、ソーラーパネルがついていて、電気を使わず充電することができるんです。机の上において、オフィスなどで使うこともできます。
 USBポートから充電する場合、順電磁間は約3時間程度だそうです。充電が完了していなくても、通常のUSB扇風機として使うことは可能ということでした。ただし、太陽光から充電する場合、稼動しながらの充電はできないようです。充電時間の目安は8時間ということでした。
●ファンで風を通すマット=「エアコンマット そよハーフ」(AX-HM1201H)
・問い合わせ先:株式会社アテックス
  TEL:0120-48-6505/06-6799ー8109(携帯・PHS・IP電話から)
URL→http://www.atex-net.co.jp/
楽天でもアマゾンでも扱いがありました。
広告会社に勤めるYさん、暑くて寝苦しい夜に愛用しているものがあります。布団の上にさらに敷いてつかう、マットです。中を見てみるとポリエステル製で、小さな穴がたくさん開いています。このマット、端にファンがついています。このファンが回転すると、布団の反対側から空気が吸い込まれます。マットの中を風が通って、蒸れにくいんです。Yさん、ファンを回したまま寝ても音はほとんど気にならないということです。
 Yさんのコメント=「自然に湿気が取れる感じで、今までねぐるしかったのが嘘みたいにすっきり寝られるようになりました。」
 このマット、消費電力は2ワット。これは、エアコンや扇風機に比べてだいぶ小さいということです。夏の寝苦しさは、こたえるので、ついついエアコンに頼りがちですね。このマットなら、部屋全体の温度は下がらないでしょうが、睡眠の質は高めてくれるものと思います。