中学1年の娘が、この冬になって喘息になりました。12月中旬から咳き込むことが多くなり、内科、耳鼻科、そして呼吸器内科と回って、最終的に喘息と診断されました。冷たい空気を吸い込んだりすることがよくないそうです。また、ほこりにも注意したいなと思いました。
 そんな折も折り、2011年 1月12日(水)放送のまちかど情報室は、「ほこり スッキリ!」というテーマでした。細かくて取りにくいうえ、掃除してもすぐにたまってしまう、やっかいなほこりを簡単に取り除けるという製品が紹介されていました。
●ほこりを吸い込む電動の掃除器具=「電動ちりとり スイーコム 」
・問い合わせ先:マリン商事株式会社 TEL:058-247-6977
URL→http://www.marinshop.com
楽天でもアマゾンでも扱いがありました。
一人暮らしのKさん。仕事が忙しくて、掃除には手軽なモップを使っています。でもモップに吸着しきれずに、ホコリが残ってしまうことがあるそうです。そんな悩みを解消してくれるのが、部屋の隅に置いた白い掃除器具。集めたホコリをその近くへ持っていくと、スイッチが入って吸い込んでしまいました。その秘密は、吸い込み口にある二つのセンサー。これがモップの動きを感知して、自動的に5秒間吸い込むんです。吸引力が強いので、細かいほこりも残しません。
 Kさんのコメント=「常に部屋をきれいに保てて、すごく気持ちよく掃除を終わらせることが出来るので、助かっています。」
 電動ちりとり、という発想がとても面白いと思いました。番組を見たときに、なんと形容していいのか思いつかなかったのですが、まさに掃き掃除の最後にゴミをすくい取るために活躍するチリトリですね。掃除機のように、ずーっと長い時間音を出し続けることなく、きれいにゴミを吸い込むことが出来て、とてもいいと思います。
●鳥の形をしたシリコーン製のほこり取り=「究極のエコぞうきん ほこりトリ」
・問い合わせ先:株式会社おおかわ TEL:03-3609-9123
URL→http://ookawa1976.com
楽天で扱いがありました。
住職のAさん。ほこりの掃除に愛用しているものがあるということでした。鳥の形をしたグッズです。やわらかいシリコーンで出来ています。軽くなでるだけで、テレビの画面のほこりが簡単に取れました。シリコーンには、静電気を帯びやすいという特性があり、それを利用してほこりを吸着させているんです。とがったくちばしはパソコンのキーボードなどすき間にたまったほこりをかき取るのに便利です。やわらかくて傷を付けにくいので、本堂にある仏具の掃除にも役立つそうです。水洗いして何度でも使うことができます。
Aさんのコメント=「届かない角の狭いところに入っていってくれますんで、(製品に)ほこりがくっついて、助かるということでしょうかね。」
 この製品、もともと工業用のシリコーンを作っていたメーカーが開発したものです。製品にほこりが付きやすくて、出荷する前にきれいにするのが大変だったことから、逆にこのシリコーンをほこりを取るために使えないかと、製品化したそうです。
 いろいろな製品としてシリコーンが大活躍してます。静電気を帯びやすいという、数少ない欠点すら、製品として生きてくることがあるということでした。逆転の発想ですね。上手に製品化できたと思います。
●サイクロン式掃除機のゴミをまとめる製品=「サイクロンほこりキャッチ」
・問い合わせ先:アイリスオーヤマ株式会社 TEL:0120-211-299
URL→http://www.irisohyama.co.jp/
楽天で扱いがありました。
主婦のSさん。紙パックがいらないサイクロン式の掃除機を使っています。でもゴミは掃除機から直接捨てるので、ほこりが舞うのが悩みでした。Sさんいわく、「(ほこりで)くしゃみが連続で出て、苦しいときがあります。」
 そこで使い始めたのが、白い小さな袋です。このグッズを掃除に入れると、なかで回転します。そうすると、ゴミはまとまってほこりが飛ばなくなるんです。その秘密は、製品に含ませてあるオイル。抗菌効果があるユーカリの葉からとったものです。掃除機の中で回転するうちに、オイルが徐々に染み出し、ほこりと混ざってしんなりまとめます。
 Sさんのコメント=「ほこりも舞わないし、くしゃみも出ないので楽になりました。」
 油分でほこりをしっとりさせようということですね。これも発想がいいなと思いました。昔、新聞紙をぬらしたものをまいて、掃除していたということに通じるものがあるんでしょうね。我が家は紙パック式なので、実感がわきませんが、試してみたい気になりました。