冬本番、空気が乾燥するので、火の用心を心がけなければなりませんね。我が家もストーブではなくてセントラルヒーティングですが、油断は禁物です。2009年 12月16日(水)放送のまちかど情報室は「防火対策 してますか?」というテーマでした。万が一の時に役立つ防火用品が紹介されていました。
●コンロ火災を自動で消す消火装置=「トマホークジェットアルファ」
・問い合わせ先:セコム株式会社 TEL:0120-756-892
URL→http://www.secom.co.jp/personal/goods/jet.html
上記サイトによると、標準小売価格は税込み33,600円。楽天やアマゾンでは扱いが無いようです。
高層マンションに住んでいる主婦のSさん。キッチンには万が一に備えて消火設備が取り付けられています。コンロの上にある円筒形消火器です。どんな風に作動するか、実験映像が紹介されていました。揚げ物をしていて、目を離している間に油に火がついたという想定です。炎が高く上がり始めました。消火器には熱感知するセンサーがついていて、96度以上になると消化剤が噴出されるしくみです。あっというまに火は消えました。通常の火を使った料理をするときに作動する心配はありません。ワンタッチで取り外せて、掃除も簡単に出来ます。
Sさんのコメント=「高層マンションに住むようになってから、すごく気をつけるようになったので、、、あるだけで安心ですよね。」
コンロの上についていて、いざという時には真上からしっかりと消化液が吹き付けられるので、安心感が高いです。上記HPによると、多くのレンジフードに取り付け可能だそうです。
消火フラワー→楽天やアマゾンには、コンロ火災対策のグッズとして、火の出た鍋に入れて消火するという「消火フラワー」がありました。花の中に消火剤が入っているというものです。威力は劣るでしょうが、手軽に備えられるというのは大きな利点だと思います。
●地域の言葉で火災を知らせる住宅用警報器=『「けむピー」YSA?510』
・問い合わせ先:ヤマトプロテック株式会社 TEL:0570-080100
URL→http://www.yamatoprotec.jp/yamatoprotec/
楽天やアマゾンには、他の「けむピー」シリーズはたくさんありますが、「地域の言葉」で呼びかけてくれるタイプは扱いが無いようです。
全国で設置の義務化が進んでいる、火災警報器。その普及のために開発された製品があります。それぞれの地域の言葉で火災を知らせてくれるというものです。
関西地方向けのものは、「火事や、火事や」と関西の言葉で繰り返します。特にお年寄りにとって耳慣れた言葉の方があわてないのでは、という考えから生まれました。
博多版は「火事ばい、火事ばい」と繰り返します。さらに「火事じゃ、火事じゃ」という広島地方版が来年1月に発売予定だそうです。メーカーでは今後も各地域の言葉を使った警報機を開発していくつもりだということです。
取り付けたら、人に聞かせたくて何度もテストをしてしまいそうですね。
●煙の中でも視界と呼吸を確保できるマスク=『避難用防煙アイシールド・マスク「サバイバルマスク」』
・問い合わせ先:コーケンメディカル株式会社
 TEL:03-3811-7317
URL→http://www.kohkenmed.co.jp/seihin/security.php
楽天で扱いがありました。
サバイバルマスク→吾妻アナウンサーが「横浜市民防災センター」(TEL:045-312-0119)で、煙体験をしている様子が紹介されていました。
火災が起きたときに怖いのが煙に巻かれること。目が開けにくい上、呼吸が苦しくなるからです。大事なのは低い姿勢で避難すること。いざというときに持っていると心強いのが「サバイバルマスク」です。煙の進入を防いでくれます。半分が透明、半分がフィルターになっています。透明シールの端を額に貼って、顔の縁に沿って押さえていくと、目から口までが密封されます。口の部分のフィルターは空気は通しますが、煙の微粒子は98%以上取り除くことが確認されています。このマスクを装着することで、目を開けたままで呼吸も確保できるというわけです。吾妻アナウンサーはこれをつけて再度煙体験に臨んだあと、「これを付けていれば落ち着いて避難できそうですね。」と話していました。
このサバイバルマスクは、アメリカで開発されたものです。4年前から日本に輸入されるようになって、主に企業やホテルなどが従業員や客のために購入しているということです。
煙の怖さがよく伝わってきました。このサバイバルマスクに限らず、防災用品、避難用品は必要なときにすぐに取り出せなければ意味がありませんね。家庭では日用品の整理整頓が大事だとも言えますね。心がけたいと思います。