最近はんこを使う機会が減ってきました。公の場でもサインで用が済むこともあります。2008年 3月11日(火)放送のNHKまちかど情報室は「新生活に ユニークはんこ」というテーマで、はんこの話題を届けてくれました。
ユニークなはんこが登場しているのは、はんこを使う機会が減ってきていることに対するメーカ側の危機感の表れと見ることもできます。
それでもまだまだ「ない」では済まないはんこ。新生活を前に、新しく作るという機会もありますね。便利な機能やユニークな魅力のものがいろいろ登場してきているので、参考にしたいものです。
●先端にバネが仕込んであるはんこ=「スィング印鑑」
株式会社 勝六(札幌市)
・「きれいに押せないかも」というはんこを押すときの苦手意識に着目した製品でしょうね。宅配便の認め印として使うときにも威力を発揮しそうです。これは、宅配業者の人が使うことが多いでしょうが。
愛用している方は「何回も押しなおすと輪郭が重なったりするので、やり直しは聞かないですけれど、一回できれいに写るのでその辺がすごくいいなと思っています。」と述べていました。
札幌の会社の製品なんですね。北海道人として親しみを感じました。
●はんこがワンタッチ式になるホルダー=「ハンコ・ベンリ」
シヤチハタ株式会社 http://www.shachihata.co.jp/
・これは、私の職場でも使っている人がいます。重宝しているようです。
手軽にはんこを押すということには便利だと思いますが、一方でははんこの重みがないような気もします。ワンタッチはんこに近い印象があります。
それでも、結果的にはきちんと朱肉によって押されたはんこですから、役所などでも通用しますね。
はんこを押す回数の多い人には、お勧めです。
●動物デザインのはんこ=「ワン書体印鑑」
株式会社 城山博文堂(大阪市)http://www.age.jp/~hakubund/hanko/sinsyo/
(現在、およそ一ヶ月待ちということです)
・犬や猫など100以上のイラストから好きなものを選び、そのイラストに自分の名前を割り付けるというものです。番組では猫好きの方が、猫のイラストを元にしたはんこを作っているという例を紹介していました。
「人と違ったもので自分の個性を主張できる。印鑑自体のインパクトでっ周りから印象付けられるかな、というのがありますね。」というコメントでした。
●スタジオで登場した個人情報を隠すスタンプ=「ケシポン」
プラス株式会社 http://www.plus.co.jp/
・これも人気商品のようです。品切れの店もありますね。