早く書こうと思うとき、私が選ぶ筆記用具は鉛筆です。少し濃い鉛筆を使えば滑らかに書くことができます。
アイディアを形にしようとするときには、鉛筆を手にしているときのほうがうまく進むという実感もあります。
手書きは、脳をどんどん刺激するということを何かで読みました。どこからどの向きに書き始めるのか、ということを判断すること自体が脳のトレーニングになっているそうですね。
少子化の影響などもあり、鉛筆の生産量は年々減少すしているそうです。しかし、最近では中高年を中心に鉛筆が人気だそうです。
今日2008年 3月17日(月)のNHKまちかど情報室では、「鉛筆で書く楽しさ」という題名で、いろいろな鉛筆をとりあげていました。
●鉛筆でなぞり書きをする本
・なぞり書きの本「えんぴつでシリーズ」
ポプラ社 販売局 03−3357−2212
なぞり書きの本は、類型で150万部以上売れているそうです。
私も奥の細道を買おうと思ったことがあります。心が落ち着きそうですよね。
このシリーズに取り組むために50年ぶりに鉛筆を手にしたという方が紹介されていました。「独特のすべりやすというか(がいい・・・)。文房具屋で鉛筆を見るのが楽しくなりましたね。」
●さまざまな鉛筆を揃える文房具店
・取材した店 銀座伊東屋 http://www.ito-ya.co.jp/
東京都中央区銀座2-7-15
営業時間:水曜日〜土曜日/10:30am〜8:00pm 月・火・日曜/10:30am〜7:00pm
このお店で特に人気なのは、太い芯の鉛筆だそうです。通常の3倍の太さがあるとか。芯が太いと漢字やひらがなのトメ・ハネ・ハライがきれいに書けます。この鉛筆は摩擦が少なくなるように、芯には特殊な油が使われています。より滑らかに書くことができるということですね。
お店の方は「より自然に、というものが求められているのではないか」という感想を述べていました。
軸が三角で表面がラバー仕上げされている鉛筆、滑り止めのドットがついている鉛筆なども紹介されていました。
いろいろな鉛筆を手にとることができるというのはとてもうれしいですね。
ぜひとも行ってみたいお店でした。
●鉛筆用カバー
・鉛筆用カバー(補助軸)を開発した店
ボールペンと鉛筆の店・五十音(ごじゅうおん)
〒104-0061東京都中央区銀座4−3−5 松輪ビル1f
TEL 03-3563-5052 営業時間:12:30〜19:30
一見万年筆に見えるカバーが紹介されていました。約7000円だそうです。予約中。
予約した男性のは、
「今の世の中、通常の記述はコンピューターを使うじゃないですか。メインの仕事の時はコンピューターだから自分が書くときは楽しいほうがいいし、(このカバーは)素敵です。気に入っています。」といっていました。
鉛筆はどうしても消耗していきます。詰め替え式にするというのはいいアイディアですね。
どうせなら、時にはナイフで鉛筆を削るということにも挑戦したいですね。無心になることができます。普通のカッターナイフで十分ですが、切り出しナイフなどに凝ってみるのも面白いですね。