震災から3ヶ月がたちました。政治はごたごたしていますが、立ち直ろうとしている事柄も出てきました。NHKのまちかど情報室も、いよいよ通常の形、月から金までの放送になったようです。楽しんでいきたいですね。
 2011年 6月14日(火)放送のまちかど情報室は、「ガーデニング もっと楽しく!」というテーマでした。室内やベランダで植物を育てている人が増えてきました。ガーデニングを手軽に楽しむ製品などが紹介されていました。
この内容は好評だったようです。2011年8月22日(月)に再放送されました。
●置くだけで水やりができる製品=「ドライウォーター」
・問い合わせ先:上西産業株式会社 TEL:0748-63-1585
URL→http://www.jonishi-sangyo.co.jp
観葉植物などの水遣りをサポートしてくれる製品。袋を開けて、そのまま土の上におくだけで水遣りができます。この「ドライウォーター」は、透明なゼリー状の塊。これは水の分子を植物の繊維で結びつけてゲル状に固めたものです。土の上においておくと土の中から微生物が入ってきて繊維を食べます。そうすると、水の分子が切り離されて土にしみこんでいきます。少しずつ水がしみでるということです。メーカーで実験をしてみたところ、少しずつしみこんで行って、1週間ほど持ちました。
 面白いですね。普段から水遣りはこれだけというのでは、コストかかるでしょうが、いざというときにとても重宝するでしょうね。室温が高く水が蒸発しやすいこの時期、特にオフィスなどでは助かることでしょう。
 この製品、アメリカの会社が砂漠で植物を育てようということで開発した製品だそうです。
●野菜などの種を均等にまく製品=かんたん播種機「エコ播っく」
・問い合わせ先:みのる産業株式会社 TEL:086-955-1123
野菜の種を均等にまくためのグッズ。ケースの中に種を入れて、付属の板の上をスライドさせていくと、3粒から4粒ずつ、まくことができます。間隔もほぼ同じです。秘密は、回転する円盤。小さなくぼみの中に種が入っていきます。これを板の上でまわしていくと、しきりに引っかかって円盤が回り種が落ちておきます。仕切りの間隔は7種類あって、野菜の大きさなどに合わせて使い分けることができます。
 野菜の種まきはしたことがありませんが、想像はつきますね。単純なつくりで、壊れにくそうだし、野菜作りをするときには備えたい道具だと思いました。
●根菜類などを育てる袋=「根菜スタンド」
・問い合わせ先:株式会社 北信帆布 TEL:026-221-3500
URL→http://www.hanpu.jp/
詳しいことが知りたい場合は、上記HPの「お問い合わせ」フォームを使ってみるといいと思います。
 ベランダでさまざまな野菜が育てられるという製品。袋です。深さが50センチあり、土の中に育っていく根菜もきちんと育てられます。素材は丈夫なナイロン。たくさん土を入れて重くなっても破れることはないということです。袋の中の下のほうに白い布が見えます。これは排水用の穴。排水をろ過してくれ、排水に泥が混ざることもないそうです。
 深さがあるからベランダでもキャベツなどが作れるということです。イベントなどで使う大型のテントを作っている会社が開発しました。箱型のようなものも開発しているそうです。ベランダの活用ということで、ひとつの重要な選択肢ですね。