昨日は文化の日ということで休日でした。そのせいか、今日はどうも木曜日とは思えなくて戸惑っています。週の半ばにお休みがあるということはずいぶんと減ってきましたね。気温は昨日よりは少し上がるようです。
 2010年 11月4日(木)放送のまちかど情報室は、「指の動き優しくサポート」というテーマでした。指の動きをサポートしてくれる製品の情報です。箸や爪切りなどをひと工夫して、もっと簡単に使うことができる製品が紹介されていました。
●うどんや豆などをしっかり挟む箸=「箸一番 がっちりさん」
・問い合わせ先:株式会社創芸 TEL:087-869-8815
URL→http://www.archi-sogei.com/works/index2.html
楽天でもアマゾンでも扱いがありました。
讃岐うどんの本場香川県で生まれた製品です。高松市に住む主婦のMさん。大好きなうどんを食べるときに困っていることがありました。指の力が弱くなったせいか、箸の先が合わず麺がうまく挟めないというんです。そこで使い始めたのが、地元の木工メーカーがお年寄りの声を参考にして開発した箸です。箸の上の部分が一つにつながっています。さらに、プラスチックの板が通してあって、左右にずれないようになっています。箸のさきがぴったりと合うので、うどんがしっかりと挟めます。 
 Mさんのコメント=「おうどんは、するすると食べたいじゃないですか。これに出会ってからは食べる楽しみができました。」
 お年寄り向けの製品として販売されていますが、小さい子供にも良いのではないかなと思いました。娘が小さいころ、よく「箸先を合わせなさい」と注意したことを思い出しました。
●手軽につめを削れる製品=「うすけずりん」
・問い合わせ先:タカハシ金型サービス TEL:03-3979-6532
楽天でもアマゾンでも扱いがありました。
主婦のWさん。視力が落ちて指先が見えにくくなり、爪きりが使いづらいといいます。爪きりの刃を深く入れすぎて爪を切りすぎてしまうことが良くありました。そんなWさんが愛用しているのが、大きなボタンのようなグッズ。真ん中の穴に爪を押し当て、左右に動かすだけで簡単に爪が削れます。穴の中にはステンレス製の小さな筒が入っています。その角をヤスリのように使って少しずつ削っていくので、削りすぎることはありません。開発したのは、東京板橋区の金型職人です。ヒントになったのは、なんと五円玉です。五円玉を触っていたとき偶然爪が削れたという経験から思いつきました。
 Wさんのコメント=「深爪はしないです。ちょっと伸びたなあと思ったときに軽くいつでも手軽にできるという感じですね。」
 爪を切って”さっぱりした”という感覚を求める方にはあまり向かないかもしれません。削るにはそれなりに時間が必要なようですが、安心感はあるようですね。
●ボタンを簡単にはめられる製品=「キャピタルフック」
・問い合わせ先:有限会社キャピタル TEL:086-474-5339
楽天で扱いがありました。
女性にうれしいグッズです。ネイルアートに凝っているという会社員のKさん。ジーンズのボタンをはめるとき、爪を傷つけてしまうことが心配でした。そこで使い始めたグッズ、一見アクセサリーのように見えます。これをボタンホールに入れてボタンを引っ掛けて引き抜くと、わずか数秒ではめられるんです。
 この製品は、岡山のジーンズメーカーが作りました。もともとは、たくさんのボタンをはめる作業員の爪を守るために考え出されたそうです。
 Kさんのコメント=「きついジーパンだと、がんばって力を入れても穴に入らなかったりするので、とても便利だと思いました。」
 このボタンをはめるのを簡単にしてくれるグッズですが、ジーンズ生産日本一の岡山県倉敷市で生まれました。今では海外でも販売していて、人気だということです。特許を取得している製品だそうです。すばらしいですね。