9月1日は、防災の日です。大正12年9月1日に起こった関東大震災にちなんでいるそうです。また、台風の襲来が多い時期でもあるということで、災害への備えを怠らないように、という戒めもこめられているそうです。暑さにばかり気を取られていましたが、大きな台風が北上しているようです。これからが台風にも気を配らなければならないですね。
 2010年 9月1日(水)放送のまちかど情報室は、「身近にあるから便利 防災グッズ」というテーマでした。普段の生活にも使えて、いざという時にも役立つグッズが紹介されていました。
●マットレスと掛け布団が入っている防災用の枕=「防災まくら」
・問い合わせ先:株式会社 京都西川 TEL:075-351-1351
URL→http://www.kyoto-nishikawa.co.jp/
楽天でもアマゾンでも扱いがありました。ディノスという通販ショップでは商品名を「防災マルチ枕」としているようです。
1人暮らしをしているKさん。防災グッズはリュックにまとめて入れているといいます。さらに、枕も防災グッズとして役立つものでした。枕のファスナーを開けると、出てきたのは、薄いマットレスと羽毛の掛け布団。1人分の寝具が入っているんです。災害時には避難所での生活を強いられることもあります。そんなとき、床の固さや寒さからからだを守るために開発されました。普段、枕として使うときも適度な高さとやわらかさがあるので快適だといいます。
 Kさんのコメント=「防災というと、すぐ食料とか頭に浮かぶんですけど、、、毎日枕を使って、いざというときにもこのまますぐすーっと行かれるということはすごく便利だと思います。」
 寝起きはあわててしまいますが、「とにかく枕を持って非難する」という心構えはいいのではないでしょうか。あとで、「持ってきて良かった」と思えると思います。
●帽子の内側に付けて頭を保護するシート=「スミキャップ」
・問い合わせ先:住ベ テクノプラスチック株式会社 TEL:0495-77-4612
URL→http://www.sumibe.co.jp/stp/
楽天で扱いがありました。
会社員のTさん。地震がおきたら帽子をかぶって逃げようと思っています。でも帽子で頭を守れるんでしょうか。裏返してみると内側になにかはめてあります。入っているのは、円形のシート。どんな形の帽子にもフィットして、頭を保護してくれるんです。その秘密は特殊な樹脂でできた突起。衝撃の吸収力に優れていて、およそ三分の一にまでショックをやわらげてくれるんです。かぶり心地はあまり変わらないので、普段もシートをつけたままだというTさん、息子のYくんも安全のためつけるようになったそうです。
 Tさんのコメント=「いざという時にですね、手元に置いてぱっとかぶれるというのが魅力です。いろいろな帽子、好きな帽子に付けられるというのが、一番大きなメリットです。」
 災害時などは、帽子一つが大きな怪我を防いでくれることがあるそうですが、この保護シートがあれば、更に効果的ですね。上記HPによると、普通の帽子の3倍の衝撃吸収性能があるそうです。
●懐中電灯としても使えるインテリア照明=「eneloop lamp 充電式インテリアライト」
・問い合わせ先:三洋電機株式会社 モバイルエナジーカンパニー 市販統括部
 TEL:06ー6994-6289
URL→http://jp.sanyo.com/eneloop/
楽天でもアマゾンでも扱いがありました。
インテリアとしても使える防災グッズです。大阪市内にあるホテルの一室が登場しました。部屋に備えられている防災グッズとは、ムーディーな雰囲気を演出するツボのような照明器具です。傾きを感知するセンサーが内蔵されていて、持ち上げるとそこの部分のライトが点灯。懐中電灯として使えます。さらに効果を発揮するのは、地震などで倒れたとき。LEDなので衝撃に強く、暗闇の中でも探す心配がいりません。去年家庭用に発売されたこの照明、紹介されていたホテルでは、「懐中電灯の場所がわかりににくい」という客の声を受けて設置したそうです。
 ホテル宿泊担当者Hさんのコメント=「インテリアとしても抵抗なく見えるところにおける、目の留まるところに懐中電灯がある。すぐ持って使えるというところがいいですね。」
 この製品を開発したのは、三洋電機の社員のようです。実は15年前に起きた阪神淡路大震災の時に、懐中電灯が見つからずに困ったという経験をしたことが製品化のきっかけになったそうです。
 単3形エネループ2本を使用します。充電して繰り返しつ皮ます。使えなくなったときでも電池の交換が簡単です。また、エネループの充電器としても使えるということでした。見た目もいいし、いつも充電されているので安心感もありますね。