昨日の函館地方は不安定な天気でした。短時間に激しい雨が降ったかと思えば、晴れ間が見えたり。その後もまた雨模様になったりということで、めまぐるしく変わりました。天気予報もなかなか当たらないようです。今日は息子の高校の学校祭で、市内パレードがあるとか。晴れて欲しいです。
 2010年 7月9日(金)放送のまちかど情報室は、「注目製品は?国際文具フェア」というテーマでした。7月7日?9日に東京ビッグサイトで開催されている「国際 文具・紙製品展」から注目の製品が紹介されていました。このフェアは、年に一度開かれています。国内や海外のメーカーが販売者向けに製品を展示するものです。吾妻アナウンサーも会場へ足を運んだそうです。
—–「国際 文具・紙製品展」について—–
・問い合わせ先:リード エグジビション ジャパン株式会社 ISOT事務局
 TEL:03-3349-8505
URL→www.isot-fair.jpwww.isot-fair.jp
 会場には世界20カ国から600を越えるメーカーが出展。多くの販売業者が注目の製品を見つけに訪れていました。日本の、そして世界の最新の文房具が一堂に会するこのイベント、今年もいろいろ興味深いものがあったようです。
 各メーカーはユーザーのニーズにきめ細かく応えようと、製品開発を進めているようです。
●軽い力で書類に穴を開けられるパンチ=「ALISYS(アリシス)」
・問い合わせ先:カール事務器株式会社 TEL:03-3695-8171
URL→http://www.carl.co.jp
楽天でもアマゾンでも複数扱いがありました。
機能性に優れた文具の中で、グランプリに選ばれた製品はカール社のALISYS(アリシス)です。紙に穴をあけるこの機械、何が最新かというとカールの開発担当者いわく=「従来品よりもずっと軽い力で穴をあけることが可能になりました。35枚の紙の束で試してみました。従来の製品だと、体重を乗せないと穴が開きませんん。しかし、この新製品だと片手で穴をあけられます。秘密は穴の根元に新たに付けられた金属の部品です。この部品はハンドルを押すと片側が下がる仕組みになっています。押した力は片側に加わりますが、てこの原理で刃にはその2倍の力がかかるので、軽く押しても穴があくんです。事務の仕事をしている女性たちの声をもとに開発されたんだそうです。
 上記HPによると、「世界で初めて小型パンチに二重テコ構造を採用しコンパクトなまま従来品に比べ穴あけの負荷を軽減させた2穴パンチです」ということでした。

●細かい文字や線を消せる星型の消しゴム=「ミリケシ」
・問い合わせ先:コクヨS&T株式会社 TEL:0120-201594
URL→http://www.kokuyo-st.co.jp/
楽天でもアマゾンでも複数扱いがありました。アマゾンでは今のところ送料無料キャンペーンが行われているのでお得だと思います。
断面が星のような形をしている消しゴムです。どうやって使うのかというと、細かい部分を消すのに便利なんです。図形などの線は最も細い角を使います。罫線にそって1行消したい時は、その幅にあった面を使います。これがあれば周りの文字や線が消えてしまうということはなくなりますね。
 「一行消し」というサブタイトルが付いているように、狙った一行を消すということに適した消しゴムですね。

●タッチペンで書いた文字を保存できる電子メモ帳=「卓上メモ マメモ」
・問い合わせ先:株式会社キングジム TEL:0120-79-8107
URL→http://www.kingjim.co.jp/
楽天でもアマゾンでも複数扱いがありました。
ゲーム機のようなものが並んでいますが、実は電子メモでした。付箋99枚分の情報が書き込めるようになっています。液晶画面にタッチペンでメモを取るとそのまま保存できるという機械です。電話や会議などの用件を付箋に書いて貼っていても、ついつい忘れてしまうことがありますよね。この電子メモには日時を設定しておくとアラームで知らせてくれる昨日がついているので忘れる心配がありません。開発担当者のコメント=「けっこう予定を忘れてしまった経験のある人がいるみたいなので、”これってあったら便利だよね。”という声を一番良く聴きますね。」
 8月6日発売ということで、現在は予約受付中ということのようです。人気が出そうですね。

●写真立てになる封筒=「ゲットフレーム」
・問い合わせ先:チキュウグリーティングス株式会社 TEL:03-5823-5234
URL→http://www.chikyu-brand.co.jp
楽天で扱いがありました。
外国からの出展もあります。ドイツ人のデザイナーが考案した封筒。中に折りたたまれている厚紙を切り離して組み立てていくと、写真立てになるんです。記念写真などを同封して送ればそのまま飾れるというわけです。開発者のコメント=「紙を使ったエコ製品を作りたいとこの封筒を思いつきました。」
 デジタルフォトフレームが定着してきましたが、アナログの写真立てはやっぱり味がありますね。無くなることは無いと思います。ちょっとしたプレゼントには持ってこいの品物だと思います。