冬本番。函館地方も数年ぶりの雪の多さです。2010年 1月7日(木)放送のまちかど情報室は「寒い夜もぐっすり!アイデア寝具」というテーマでした。寒い夜でも心地よく眠れる寝具が紹介されていました。ぐっすり寝るためのアイディアあふれる製品です。
●布団をすっぽりかぶって寝るためのクッション=「モグリエ」
・問い合わせ先:株式会社ヒロエンジニアリング TEL:0566-83-2233
URL→http://www.moglie.org/
楽天やアマゾンでは扱いがありませんでした。上記サイトに注文ページがあります。
会社員のIさん。この季節、寝ているときに肩や首筋が寒い上に、乾燥によって顔が肌荒れしやすいことが悩みでした。そのため、頭まで布団をかぶって寝ていました。でも「どうしても苦しい感じで途中で顔が出て目覚める感じでしたね。」
そこで使うようになったのが、「モグリエ」というクッションです。一見するとアルファベットの大文字のAのような形のクッションです。これを枕の上に置いて、顔をもぐりこませ、布団をかぶせます。全身がすっぽり覆われますが、息苦しくはありません。頭の上のほうに通気口がついているからです。布団の中では、顔の周りに空間ができ、呼吸によって適度な湿度が保たれます。
Iさんのコメント=「本当にあたたかい状態で快適ですね。乾燥にもいいというのがあって、それがいちばん実感としてはあります。」納得の表情でした。布団を頭からかぶることを前提にした発想が面白いですね。いちど使ってみたいですね。
●水蒸気が出る湯たんぽ=「保湿湯たんぽ「湯っこりん」」
・問い合わせ先:石崎資材株式会社 TEL:072-977-1079
URL→http://item.rakuten.co.jp/aquatalk/yk-1pn/
製造元が楽天に出店していました。
湯っこりん→あたたかくて、乾燥を防いでくれる製品の二つ目です。「湯っこりん」という湯たんぽです。寒さと乾燥とで足の裏が荒れるのが悩みだったYさん。この湯たんぽを使うようになってから寝ている間にかさつきが改善されたそうです。その秘密は真ん中と周囲に付けられた縫い目。中に入っているお湯がここから水蒸気として少しずつ染み出してくるんです。コップを置いて眺めていると、曇ってくるので、水蒸気が出ていることがわかります。出る水分は10時間でわずか10グラムほどなので、布団が湿りすぎることはないといいます。お湯が染み出してくる心配もありません。中の布に、紙おむつと同じ吸水性にすぐれた成分が含まれているからです。
Yさんのコメント=「足もすべすべだし、目覚めも良く朝から気持ちよく起きる毎日です。」 これも使ってみたいですね。水蒸気が出ることももちろんですが、外側がやわらかいというのも興味深いです。どちらかというと水枕にお湯を入れているというのがわかりやすいかもしれませんね。
●自動で温度を調節する電気毛布=「電気掛敷毛布「ス・ヤ・ヤ」BKS-PC202」
・問い合わせ先:三洋電機 お客さまセンター TEL:0120-34-0520
URL→http://products.jp.sanyo.com/electricheater/bks/BKS-PDC202/
楽天でもアマゾンでも扱いがありました。
寒い冬に使う人が多いのが電気毛布。でもあたたかすぎて寝苦しく感じることもあるのではないでしょうか。それに対応した電気毛布が登場しています。「ス・ヤ・ヤ」という商品名なんですね。この電気毛布、一般的な電気毛布と同様、タイマーをセットするんですが、違うのは布団の中の温度を自動で調節してくれることです。
就寝するときは温度が高めに設定されていて、眠っている間は温度を下げます。そして目が覚めるころ再び温度を上げるんです。ぐっすり眠るためには、眠りに入るときに体温が徐々に下がり、起きるときに体温が上がるのがよいとされています。その人間の生理にあわせて、温度を上げ下げしているというわけです。試用した吾妻アナウンサーいわく、「これなら一晩中ぐっすり寝られますね。」
メーカーと大学が共同でその効果を検証したんですが、脳波や体温などを測ったところ、一般的な電気毛布に比べて、脳や体が休まる効果が高いことがわかりました。ですからぐっすり眠れるんですね。人の体の不思議さを感じました。興味ぶかいです。