2009年12月4日(金)のまちかど情報室は、吾妻アナウンサーではなくて、佐賀放送局の谷口アナウンサーが担当していました。「有田焼でいただきます!」というテーマでした。佐賀といえば有田焼。高級なイメージがありますね。最近では日用品の製作にも力を入れているそうです。鍋料理など、この季節にぴったりの器が生まれているそうです。この間もやっていましたが、地方発の情報シリーズの一環なんでしょうね。
直線や曲線を駆使した有田焼。400年の伝統があります。その高い技術を使った器がいろいろ登場しているそうです。有田焼はもともと窯元の独立意識が強かったのですが、最近は窯元同士が連携して一般の人が使いやすいものを作り出そうという機運が高まっていて、下記はみなそうした共同開発によるものだそうです。
●蒸し鍋など多用途に使える鍋=「あったか湯けむり鍋」
・問い合わせ:有田焼直販協同組合 TEL:0955-43-2698
URL→http://www18.ocn.ne.jp/~arichoku/
楽天やアマゾンでは扱いが無いようです。上記HPにもオンラインショッピングのコーナーはありません。電話で問い合わせるのがいいと思います。価格は蓋のデザインによって4800円から6300円だそうです。
佐賀県の嬉野温泉にある旅館です。おかみさんが運んできたのは蒸し鍋用に円錐形の蓋がついた有田焼です。特徴は、底からつばまでが段々になっていること。鍋を熱したあと、火を止めても厚みのある部分に熱が蓄積されるので、保温性が高いんです。そのため中の食材を十分に蒸すことができます。グラタンや湯豆腐などいろいろな料理にも使うことができるこの鍋、旅館のおかみさんたちの求めに応じて開発されました。
おかみさんのコメント=「びっくりしました。作ってこられた時には。煮るにも使える、蒸すにも使える、焼くにも使える、、、がばい(とても)便利な鍋ですよ。」
最近注目を集めいてるタジン鍋に近いものですね。興味深いです。
●薬味を載せる縁がついた取り皿=「Cacomi(かこみ)」
・問い合わせ=賞美堂(しょうびどう)1号店 TEL:0955-42-2261
URL→http://www.shobido-honten.com/
楽天やアマゾンでは扱いが無いようです。上記HPにはオンラインショップのページがあります。945円から3150円とデザインによって価格が変わるようです。
これからの季節はおでんや鍋などが恋しくなります。そこで活躍するのが、薬味を載せる縁がついた取り皿です。内側に三日月のような縁があり、それが薬味を載せるのに重宝するんです。それぞれの取り皿に薬味を載せておけば、各自が必要に応じて薬味を使うことができますね。そうめんや冷奴など1年を通して使うことができます。使う人の気持ちを良く考えて作られた優れた皿だと思います。
●ルウがすくいやすいカレー皿=「極上のカレー皿」
・問い合わせ:有田陶磁の里プラザ 有田焼卸団地協同組合
TEL:0955-43-2288
URL→http://www.arita.gr.jp
楽天で複数扱いがありました。
極上のカレー皿→団体職員のFさんの一家。カレーを食べています。そのカレー皿も有田焼です。一見普通のカレー皿ですが、食べ終わった皿を見るとルウがほとんど残っていません。その秘密は底が曲面になっていること。縁から底までスプーンの丸みに沿うようになっているんです。どこをすくってもスプーンの跡にはルーが残りません。コンピューターによる設計で生まれたこのカレー皿、デザインは37種類あります。
Fさんのコメント=「底が丸くなっているのですくいやすい、、、子供も食べやすいと思います。」
カレーを食べるときには、何度も何度もスプーンを動かさなければ、ついたルウをすくいきれませんね。面倒になるとそのまま下げてしまいます。このお皿ならそんな苦労はないのでしょうね。これまた、使ってみたいですね。