収穫の秋は、保存食を作るシーズンでもありますね。私が小さいころは飯寿司や沢庵漬けなど、それぞれの家で作っていました。2009年 10月23日(金)放送のまちかど情報室は「おふくろの味 手軽にスマートに」というテーマでした。漬け物などの“おふくろの味”を手軽にスマートに作ることができる製品が紹介されていました。
●かき混ぜる必要がないぬか漬け容器=「アクリル容器『ぬか漬け名人』」
・問い合わせ先:(有)ヒョーシン工芸 TEL:0749-72-8055
URL→http://www.hyosin-net.com/acrylic_pickle_tub.html
上記HPで購入することができます。(楽天やアマゾンでは扱いが無いようです。)
ぬか漬けは美味しいですが、毎日ぬか床をかき混ぜる作業が大変です。空気に触れる表面に雑菌が増えるのを防ぐために必要ということです。Yさんが使っているのは、そのかきまぜる作業をしなくていいという、ぬか漬けの容器です。秘密は透明なふたです。真ん中が筒になっていて周りには小さな穴が開いています。筒に水などの重石を入れておくとぬか床が密閉されます。表面に空気が触れることがほとんどなくなるので、雑菌の繁殖が抑えられるんです。野菜から染み出した水分が小さな穴を通して取り除かれ、ぬかが水っぽくなるのを防いでくれます。ニオイもほとんどでないので、キッチンに置いてつかえるのがいいということです。
Yさんのコメント=「すぐに取り出せて、すぐに子供らに食べてもらえるのがいいですね。二日も三日も放っておいても全然かびも生えないんですよ、びっくりしましたわ。」このコメント、特に実感がこもっていました。
●酢漬けが作れるレシピ付き容器=「イースタイル『酢てき野菜』」
・問い合わせ先:ハリオグラス(株)
 TEL:0120-398-207 平日9:00–12:00、13:00–18:00
URL→http://www.hario.com/
楽天でもアマゾンでも扱いがありました。(アマゾンは3個組)
酢てき野菜→漬け物初心者にとって、便利なグッズが「酢てき野菜」です。Tさんが使い始めたガラス容器です。酢を使ってつくる浅漬けなど、10種類のレシピがついています。容器にはメモリがついていて、レシピどおりに材料を加えれば、誰でも簡単に作れます。かぶやにんじんを使ったサラダ感覚の浅漬けや、ブルーベリーとレモンを漬けた果実酢、などのレシピがあります。つけたらそのまま冷蔵庫のドアポケットに保存することができます。
Tさんのコメント=「どうやって作ったらいいかな、と迷うと思うんですけど、、、レシピがついてるのはポイントになりました。」
レシピ本よりも手軽で、「やってみようかな」という人には、とても敷居が低いと思います。
●乾燥野菜が作れる通風乾燥機=「エアドライ」
・問い合わせ先:リブランコーポレーション(株) TEL:0594-22-1939
URL→http://www.rebran.com/
楽天でもアマゾンでも扱いがありました。(”エアドライ 乾燥機”で検索)

野菜を天火干しして風にさらすとうまみが閉じ込められます。切干大根などですね。そうした干し野菜を、マンションの室内で作れる製品もあります。Sさんがキッチンにおいて使っている「エアドライ」です。余った大根を容器に入れて台の上にセットします。半日立つと水気がすっかり抜けて、切干大根が出来上がっていました。その秘密は、台のぶぶんについてるファンです。風が細かい穴を通ることで、勢いが増し水分を短時間で飛ばします。Sさん、大根だけでなくにんじんやきのこ類などを乾燥させて、料理に活用しているそうです。
Sさんのコメント=「(野菜を)余らせないで腐らせないで済むことが一番良かった点ですね。」
これは、主に生ごみを処理する目的で開発された製品でしたが、乾燥野菜や魚の一夜干しが簡単に作れると、インターネットで話題になり、人気が急上昇したということです。使う人のアイディアが用途を大きく広げた例といえますね。