サプリメントでも抗酸化をうたったものが注目されるようになってきましたね。2009年 10月22日(木)放送のまちかど情報室は、「アイデアで酸化をストップ!」というテーマでした。食品などを酸化から防ぎ品質を長持ちさせるグッズが紹介されていました。
●開封後も鮮度が保たれるしょうゆ=「ヤマサ 鮮度の一滴 特選しょうゆ」
・問い合わせ先:ヤマサ醤油株式会社 TEL:03-3668-1819
URL→http://www.yamasa.com/
楽天で扱いがありましたが、近くのスーパーなどにもあるかもしれませんね。
鮮度の一滴 →会社員のYさん、今夜の食事はおさしみ。注目は長期間鮮度を保てるという容器に入った醤油です。開封して1ヶ月ということですが、醤油の色が済んでいます。普通の容器に入ったものと比べてみると一目瞭然。醤油は空気に触れて酸化すると黒くなり、風味も損なわれてしまいます。「醤油って本来こういう色なんだなとわかりました。」
秘密は注ぎ口の特殊なフィルム。注ぎ終わると内側フィルムがぴたっと閉じて、空気が入るのを防ぎます。注ぎ終わった後、少しずつ醤油が引いていきます。残った醤油が薄い幕となって、フィルム同士をはり合わせる力となります。このフィルム、1000枚以上試作して開発されたそうです。
Yさんのコメント=「風味とか香りとか味を知ってしまった後は、酸化したものはちょっと、、、、って思ってしまいますね。」
醤油が黒くなるのは、わかっていましたが、あんなに違いがあるとは思いませんでした。比較するって大事ですね。
この特殊なフィルムを開発したのは新潟にある、液体の包装を専門に手がけるメーカーです。今後、めんつゆや、たれなどの調味料、飲み物や医療品にも利用を広げていこうと研究を進めているそうです。キャップもついていなくて、酸化しないというすばらしい構造ですね。外見のおしゃれさがないのが欠点といえば欠点ですね。ただ、容器を捨てるときにはエコです。
●「レチノール」という成分が入った美容液
 =「資生堂エリクシール シュペリエル レチノバイタルクリーム」
・問い合わせ先:資生堂お客さま窓口 TEL:0120-81-4710
URL→http://www.shiseido.co.jp/eis/index.htm
楽天で扱いがありました。
レチノバイタルクリーム→化粧落としをするRさん。お肌のケアに使っているのが、資生堂の美容液です。中には肌の張りを保つという「レチノール」という成分が入っています。レチノールはビタミンAの一種で、酸化により分解してしまうため、これまで製品化が困難でした。それを可能にしたのは先端部分の工夫です。ノズルに弁をつけました。化粧品でははじめてだそうです。内側からクリームは出てきますが、外側から空気が入ることはありません。さらにノズルには酸素をブロックする特殊な樹脂が使われています。
Rさんのコメント=「効果の高い成分が本当にそのまま肌に届いて、それで、肌がきれいになるというところがすごくいいと思います。」
酸化しやすいから効果があるという場合もあると思いますね。そうであれば、使う直前まで酸化させないという工夫がとても大事になります。それにこだわった製品なんですね。
●飲みかけのワインのボトルを保存するワインバー
 =「EuroCave SOWINE(ユーロカーブ ソーワイン)」
・問い合わせ先:日仏商事株式会社
 TEL:078-265-5840(神戸本社) / 03-5778-2495(東京事業所)
URL→http://www.eurocave.jp
楽天で扱いがありました。
ユーロカーブ ソーワイン→ワインはあけて時間がたつと風味が変化してしまいます。飲み残しのワインは、管理がきちんとできなければ、後でおいしく飲むことはできません。そこで活躍するのが、フランスで開発されたワインボトルを保存する機械。飲みかけのワインボトルを2本保存してくれます。ケースに入れて上の栓を押し下げると、密閉されて中の空気を電動で抜いてくれます。真空状態のまま保存され、扉を開くと栓が抜けるというしくみです。また、赤ワイン、白ワインそれぞれを飲み頃の温度に管理してくれる機能もあります。これなら、参加を気にすることなく2種類のワインをゆっくり楽しむことができます。
さすがフランス。ワインに対する姿勢が違いますね。日本人がご飯にこだわるようなものでしょうか。