まちかど情報室、久しぶりの新しい情報でした。9月1日は防災の日ですね。2009年9月1日(火)放送のまちかど情報室は「“もしも”の時に活躍します」というテーマでした。災害時などに役立つ便利なグッズがいろいろ紹介されていました。
●クッションとして使える防災袋=「防災クッション うたたね」
・問い合わせ先=株式会社リプロモ
TEL:03-4590-9803 FAX:03-5777-0023
URL→http://utatane.info/
「クッション+防災セット」「クッションだけ」という2パタンーがあります。楽天で扱いがあったのは「クッションだけ」のものでした。上記サイトでは防災セット入りも購入できます。
14年前に阪神淡路大震災を体験したという会社員のMさん。防災袋は常に手の届くところに置いています。どこにあるか一見してわかりにくいですが、実は手元のクッションが防災袋でした。中には防災グッズが15種類入っています。ライトがついているラジオや救急セット簡易のスリッパなどが収められてます。肩ひももついているので万が一のときに両手が使える状態で避難することができます。綿が豊富に詰められているので、ゴツゴツした感じもないそうです。
Mさんのコメント=「一般的なものって見た目がそんなにかわいくないので部屋に置きにくいし、、、。つねにこうやってこのまま抱いたままいける状態で安心感はありますね。」
クッションとしてもちょうどいい大きさなのでよさそうでした。45センチ角なので、市販のクッションカバーが使えるそうです。
●水を入れて使う電池=「水電池 NoPoPo」
・問い合わせ先=日本協能電子株式会社
TEL:03-5251-6008
URL→http://www.aps-j.jp/
楽天で複数扱いがありました。ラジオとのセット、LEDライトとのセットなどもあります。下記は電池だけの販売です。
いざというときに防災袋から取り出した懐中電灯が、つかないということがあるかもしれません。普通の乾電池は、使っていなくてもわずかながら放電を続けて長時間放置すると徐々に電気容量が減っていきます。紹介されていたのは、水を入れたときにはじめて電池として働き出すという乾電池です。水を入れなければ化学反応しないので長期間保存できるというわけですね。
付属のスポイトで水を吸い上げて穴に注ぐだけ。LEDライトなら電池一つでおよそ5時間使うことができます。水がなくてもジュースやお茶、唾液でも発電できます。水分があればいいということですから、心強いですね。
普通の乾電池も以前よりは長期保存できるようになっているようですね。パナソニックの電池だと思いますが、「5年間大丈夫」という表示を見たことがあります。「水電池」を選ばないとしても、そのような質のいい乾電池を用意したいですね。
●食べ物を温めるパック=「あつあつ加熱パック」
・問い合わせ先=有限会社 イーゾン TEL:03-5453-5390
URL→http://www.netsea.jp/shop/19087/I
楽天で扱いがありました。
いざというときでも食べたいのが温かい食料。主婦のYさんが常備しているのが、食べ物を温めることができるというグッズ。「あつあつ加熱パック」です。山歩きが趣味というYさんは、山に行くときも持っていくそうです。パックに入っているのは発熱材。温めたい食べ物や飲み物をパックに入れて水を注ぐと、水蒸気が発生しました。この状態がおよそ20分続きます。自衛隊でも使われているこの発熱材、お湯を沸かすこともできるので、非常時に赤ちゃんのミルクやカップめんを作ることもできます。
Yさんのコメント=「避難所であったかいものが食べたくなると思うので、、、。ほんとうに心が冷えているときに是非、必要だと思います。」なるほど。
レトルト食品のあたために適しているグッズだと思いました。
この「あつあつ加熱パック」は阪神淡路大震災をきっかけに開発されたもので、最近では東京都の杉並区が防災用に1500個購入するなど自治体での導入も進められているということです。備えあれば憂いなしですね。