肥満は現代社会で目の敵にされています。
メタボリックシンドロームという言葉も、市民権を得ていますね。
2008年 6月23日(月)放送のNHKまちかど情報室は「“自分”を知って肥満対策」というテーマでした。
肥満対策の最初のステップとして自分の今の状態を知りましょう、ということです。
自分の体質や日ごろの運動量などを手軽に知ることのできる様々な製品を紹介しています。興味深いですね。
●遺伝子から肥満のタイプを調べるキット
「Wak-Navi」=「肥満関連遺伝子検査キット」
湧永製薬株式会社  http://www.wakunaga.co.jp/
綿棒で頬の内側をこすり、それを送るだけという手軽なものです。その綿棒は薬局から製薬会社の研究所に送られて検査されます。
そこでは、肥満に関係するという遺伝子を検査してくれます。なりやすい肥満のタイプを判定しくれるんですね。
りんご型=おなか周りに脂肪がつきやすい
洋なし型=お尻や太ももなどの下半身が太りやすい
バナナ型=ほっそりしているけれど一度脂肪がつくと落ちにくい
検査結果は薬局にとどき、検査結果を見ることになります。
結果は封入されていて、本人に無断で薬局の人が見ることはありません。
肥満タイプにあわせてアドバイスを受けることができます。
番組に登場していたKさんの場合はバナナ型。脂肪を燃やすためにたんぱく質を多くとって筋肉を増やすことを薦められたそうです。
「いつもきている薬局で検査ができて、アドバイスもしてもらえるので、安心で手軽でいいと思います。」というのが、Kさんの感想でした。
・番組に出てきたキットを販売する薬局
漢方 ツヅノ薬局 (東京・大田区) http://www.tuzuno.co.jp/
 ※その他の取り扱い販売店は、上記湧永製薬株式会社のHPからPDFファイルを参照するか、HPに載っている電話番号に電話をすることで確認してください。
料金は8000円、オンラインショップでの通販もあるようです。
判定してもらうところまでは、お金を出せばすんなりたどり着きます。
問題はそのあとでしょうね。
このキットの場合は、身近な薬局がアドバイスしてくれるというところが一番いいところですね。
近くにあれば考えたいです。
函館にはないようです。近くでは森町のイチヤマ吉田薬局というところですね。
ああ、いったことがあります。
自分では肥満とは思っていませんが、体重の微増は続いています。
●運動の強度を測定する機器
身体活動量計 「アクティマーカー」
松下電工株式会社   http://www.mew.co.jp/metabo/
 ※対象は企業の健康保険組合や健診機関で、個人向けには販売されていません
運動の激しさをMETSという単位で計ることができるそうです。
測定結果に基づいて、保険指導を受けることも効果的です。
登場していたサラリーマンは、測定結果から日常の歩くという行動に注目するようになり日ごろから電話に頼らず歩いていくということを心がけるようになったということでした。効果のほどは紹介されていませんでしたが、大事なことだと思いました。