2008年 1月30日(水)のまちかど情報室は、「やさしいマーク 広めたい」というテーマでした。
車を運転する時の若葉マークや駐車場にある車いすマークは誰もが知っているマークですね。それ以外のマークも普及しつつあるようです。特に、周りの人へ配慮を求めるマークはそれぞれ該当する人々が普及に努めています。さまざまなマークに関心を持っていきたいなと思いました。
●妊娠中を表すマタニティ マーク
2年前に厚生省がデザインを募集して作ったマークだそうです。
首都圏の鉄道事業者や全国の自治体などで無料配布しています。
「おなかが大きくなる前が一番つらいので、マークによってそのことをわかったほしいと思います。」という内容のコメントが紹介されていました。
確かに、おなかが大きくなってくると回りの人も事情を察することができますが、実はそのころはつわりなどはだいたいおさまっているものですね。
一番つらいころに、安心して優先席に座りたいものですね。
そのためにマタニティマークは有効なようです。認知度が上がるといいですね。
●自閉症を表すマーク=自閉症のバッジ(1個350円)
 米原市発達障がい児を持つ親の会(Email mh4ypjee@za.ztv.ne.jp)
知人宅にも、自閉症児がいますが、外見は健常児と同じです。番組中でもコメントされていましたが、周りから誤解されることが多いです。障害からくる行動なのだということをいちいち周りの人に説明して回りたくなることが多いと思います。
バッジを作った方は「この子らが生きやすい社会ができるといいなと思います。」と述べられていました。自閉症児を理解して見守ることができる世の中に進んでいければいいですね。バッジは大事なアイテムだと思いました。
●内部障害者を表すマーク=ハート・プラス マーク
NPO法人 ハート・プラスの会
ホームページ  http://www.normanet.ne.jp/~h-plus/
障害者手帳を持っている人たちに限定してインターネットなどで配布されているそうです。
心臓に障害がある人などは、できるだけ歩く距離を短くしたいですよね。切実な問題だと思います。しかし、車椅子椅子マークのところへ駐車しても外見だけでは誤解されることが多いでしょうね。車椅子マークと並べてハート・プラスマークが設置されているというのはいいなと思いました。
印象的だったのは、「車椅子マークは、本来はすべての障害者のシンボルとして使われているはず」ということでした。そうなのか、と思いましたが、具体的な車椅子というものが描かれていると、ほかの障害のシンボルとしては考えにくいのですね。
象徴的なハートプラスマークなどは今後普及すべきだと思いました。