秋の長雨といいますが、今年の雨は常軌を逸しているという言葉を使いたくなるような降り方です。台風15号が日本に接近していて、愛知県や岐阜県などで多くの世帯に避難勧告が出されています。今日これからも、十分に警戒しなければなりませんね。今後北海道にも影響が出そうです。函館では今日、秋の高校野球の地区決勝戦が予定されていますが、試合途中に雨が降り出すかもしれません。決着をつけることができるかどうか、心配です。
 2011年 9月21日(水)のまちかど情報室は、「妊婦さんをサポートします」というテーマでした。妊娠している人の日常をサポートしてくれるアイデアが紹介されていました。
●シートベルトの補助具=「タミーシールド」
・問い合わせ先:株式会社エムエルジェイ TEL:03-3432-5610
URL→http://www.tummyshield.jp
楽天でもアマゾンでも扱いがありました。
横浜市に住むTさん夫妻、妻のKさんは妊娠9ヶ月。お出かけの時、おなかが圧迫されるのが気になっていました。それで使っているのが、「タミーシールド」という妊婦さん専用のシートベルト補助具です。この補助具をクッションのように座席の上に置いて、付属のベルトを締めて座席に固定します。その上に座って、普通にシートベルトをかけますが、おなかに当たる部分のベルトをずらして、足と足の間にあるフックに引っ掛けます。ベルトを太ももで固定することで、おなかへの負担を減らそうということです。
Kさんのコメント=「かなりおなかが開放的になるので、楽です。子供に負担が無いというは安心ですね。」
おなかへの圧迫を避けながらしっかり体をホールドするということは難しいなと思いましたが、うまく実現させていますね。

●妊娠前の服を着るためのグッズ=「ベリーベルト コンボキット」
・問い合わせ先:有限会社イーエスクリエイトジャパン TEL:053-582-8735
URL→http://www.bellybelt.jp/
楽天でもアマゾンでも扱いがありました。
妊娠8ヶ月になるKさん、今日は夫婦そろって久しぶりのデート。お気に入りのジーンズをはいて出かけたいですが、「おなかが出てきていままではけてたものが、はけなくなってきたので、、、」
そこで愛用しているのが、ボタンのついた短いベルトと黒い布です。まず、布にベルトを通します。その片方、穴の開いているほうをジーンズのボタンに留めて、布を中のほうにしまって、もう片方、ベルトについているボタンをジーンズの穴のほうにはめます。こうやて橋渡しができると、ジーンズがはけます。シャツで隠すと気になりません。持っている服を使えるというのは経済的です。ベルトには、ボタンで取り付けるタイプと、鍵ホックのものとあって、長さはそれぞれ2種類。スカートにも使えるということです。
Kさんのコメント=「お気に入りのジーンズがそのままはけるので、取っ手も気に入っています。」
かわいいマタニティウエアも増えてきましたが、見た目だけの問題でなく、これまで着てきたお気に入りを活用できるという経済性もとても大事ですね。


●妊婦を疑似体験できるシステム=「MommyTummy」
・問い合わせ先:神奈川工科大学 小坂研究室 TEL:090-8968-5490
URL→http://www.kosaka-lab.com
出産までの間、妊婦さんも大変ですがそれを支えるご主人の理解も大切です。千葉県で開かれたイベントでは妊婦さんを体験できるコーナーがありました。おなかが大きくなったときの大変さ、赤ちゃんの胎動まで感じることができます。秘密は、ジャケットにあります。ジャケットの裏側には、空気を送るチューブの先にゴム風船がたくさん取り付けられてあります。この風船を膨らませたり、しぼませたりすることで、おなかの中にいる赤ちゃんの動きを再現しているんです。この日は若いカップルなどが体験して妊婦さんへの理解を深めていました。
イベントに参加していた女性のコメント=「女性しかわからないことを体験させるということは、自分を理解してもらうことにもなるので、すごくいいことだと思います。」
 このシステムは、大学の研究として行われていますが、出産経験のあるお母さんの意見を聞きながら改良を重ねてできているということでした。上記HPに詳細がありますが、全国どこでも要請があれば展示に出かけるということも書かれていました。