この週末、庭の手入れを少しだけやりました。雑草はいつの間にかたくましく増えています。また、むくげの枝もずいぶんと伸びていました。道路へはみ出しているのは、思い切って切りました。取り立ててがんばるというのではなく、日常的に当たり前のようにやれればいいんだろうな、と改めて自分の不精さに気づかされました。
 2011年 6月13日(月)放送のまちかど情報室は、「日ごろから備えて安心」というテーマでした。日常生活で使える防災用品などが紹介されていました。
●様々な調理ができるやかん=「クイックポット」
・問い合わせ先:杉山金属株式会社 TEL:0256-63-8125
URL→http://www.sugimetal.jp/
楽天でもアマゾンでも扱いがありました。クイックポットには、【本体のみ】【ストレーナ付き】【ストレーナ&専用スタンド付き】の3タイプあるようです。各ショップでは何を扱っているのか分かりにくいですね。念のため、確認してから注文したほうがよさそうです。下記は、フルセットであることが分かりやすいショップへのリンクです。
主婦のSさん。電気ポットのかわりに、震災の後、使い始めたのが、そこの部分が変わった形をしているやかんです。細かなひだがそこの部分についています。同じサイズのやかんと比べると火があがる部分の面積が3.5倍に広がっているんです。そのために短い時間でお湯がわくというわけです。断面は、お釜のような形をしています。これでご飯を炊くこともができます。ふたを回すと、注ぎ口が閉じられるように工夫されています。中がフッ素加工されているので、フライパンとしても使えます。いざというときには、火力の弱い固形燃料でも付属のごとくを使うことで、料理ができます。
 Sさんのコメント=「地震が万が一あったときには、これを必ず持って出ようかなと思っています。」
 固形燃料が使えるというのは、融通性が高いなと思いました。取り扱いが簡単ですから、運ぶことが容易ですね。

●家具などに貼り付ける地震対策グッズ=「ガムロックnewBB」
・問い合わせ先:アイディールブレーン株式会社 TEL:03-5541-7600
URL→http://www.ibrain.jp/
楽天で扱いがありました。
家具の転倒を防ぐためのグッズ。いろいろなタイプがあります。家具に傷をつけず目立ちにくいというものが紹介されていました。使い方は簡単。テープでつながっている二枚の板を転倒を防ぎたい家具と壁に貼り付けるだけ。番組では、液晶テレビを壁につないでいました。震度7程度の揺れを起こしてテストしていました。倒れませんでした。秘密は、板の内側の柔らかい素材。壁の表面にあるわずかなでこぼこにも入り込むようにしてくっつきます。すると、空気が抜けてぴたっと密着するということでした。はがすときは専用の道具を差し込んで、逆に空気を入れてあげると、綺麗にはがれます。傷もつきませんでした。
値段が結構高いので、勇気が要りますが、ねじを使わなくていいというのは、魅力ですね。
●衝撃から頭を守る帽子=「ほっと安心帽」
・問い合わせ先:株式会社リード TEL:0195-23-5526
URL→http://hot-anshin.com
楽天で扱いがありました。学童用のハットはアマゾンでも扱っていました。(送料無料なので、お得だと思います。)
りんごの栽培をしているYさん。枝から頭を守るために使っているのが帽子です。こぶしでたたいても「痛くないですよ」ということでした。頭への衝撃を大幅に和らげるという帽子です。秘密は、帽子の構造にあります。中は硬いプラスチックの芯をメッシュの生地ではさんだものでできています。この生地は立体的に編まれていて、弾力性に富んでいて、衝撃を吸収してくれるというしくみです。実際に衝撃を与える実験を行っていました。一般的な布でできた帽子に比べて、この帽子では二十分の一になりました。
 Yさんのコメント=「以前だったら、ごつんとぶつけて”あいた”ということだったけれど、これにしてからは、そういうことは全くなくなりました。
 スタジオでアナウンサーが手にしていましたが、あまり重くはないようですね。ヘルメットほどの強度はもちろんありませんが、通気性に富んでいるので、毎日つかうということに負担は少ないようです。いろいろなデザインがあって、ピンクのつばつきのものから、黄色い通学帽子の形のものもあります。1年生全員がかぶっているという自治体もあるそうです。防災頭巾代わりに使いたいという声が大きいということでした。
 細かい事故を未然に防ぐという効果がありそうですね。