多剤耐性菌という言葉が飛び交っています。簡単に言ってしまえば薬が効かない菌ということでしょうか。インドから入ってきたらしいものもあるそうですし、実態が良く分からない場合が多いようです。神経質になりすぎてもよくないのでしょうが、気になります。今後の動きを見守りたいですね。
 2010年 9月10日(金)放送のまちかど情報室は、「愛犬の健康 保ちます」というテーマでした。犬をけがや病気から守る製品や頭の体操になるグッズが紹介されていました。
●犬用の滑り止め靴下=「GOODALL 滑り止めソックス・ペット用」
・問い合わせ先:KBセーレン株式会社 TEL:06-6345-9944
URL→http://www.kbseiren.com/
 楽天やアマゾンでは扱いが無いようです。動物病院で扱っているところがあるようです。近くの動物病院に聞いてみると良いかもしれませんね。
 家の中で二匹の犬を飼っている主婦のNさんです。犬が苦手なのはフローリングの床。つるつるしてしまうんです。足を滑らせて捻挫や脱臼をする犬も少なくありません。そこで、使い始めたのが犬専用の滑り止め靴下です。繊維メーカーが獣医師のアドバイスを受けて開発しました。素材は医療用の手袋などに使われている生地。滑りにくいんです。
 実験として、綿の靴下とこの製品に同じ量のコインを入れてフローリングの板にのせ、それを傾けていきます。綿の靴下はすぐに滑り落ちてしまいましたが、滑り止め靴下はなかなか落ちません。メーカーによると綿の靴下の2倍以上の摩擦力があるそうです。薄くて伸縮性もあるので、すぐ慣れたといいます。踏ん張りが利くようになって足を滑らせることが少なくなったそうです。
 Nさんのコメント=「フローリングで知らず知らずのうちに走ったりするのが、腰に負担をかけていたというのもありますし、、、滑らなくて本当にいいです。」
 犬を飼っていない私は、犬も腰を痛めることがあるんだなあと、驚きました。人間だって滑りすぎる床はいただけないと思いました。
●紫外線をカットする犬用のゴーグル=「Doggles ILS(レンズ交換タイプ)」
・問い合わせ先:犬式会社ももち商会 TEL:0467-45-3657
URL→http://www.momochishoukai.com/
レンズ交換できるものとできないもの、サングラスのようなデザインのものなどがあるようです。
楽天で扱いがありました。
 カメラマンのSさん。散歩の時、愛犬につけているのはゴーグルです。アメリカのメーカーが開発したものです。おしゃれのためだけにつけているのではありません。じつはSさんの愛犬は、獣医師から軽い白内障と診断されました。症状の進行を抑えようと紫外線をカットするこのゴーグルをつけるようにしているんです。フレームの裏にはやわらかいクッション。そして、調節のきく2本のストラップで顔に固定。どんな犬にもフィットします。
 Sさんのコメント=「安心して長くつけていられて、見掛けもおしゃれでとても良いなと思いました。」
 赤いフレームのゴーグルがよく似合っていました。かっこいいです。地面から近い犬の方が照り返しを強く浴びていると聞いたことがあります。特に夏は、ゴーグルが有効だろうなと思いました。上記HPは見ているだけで楽しいですね。
●板の下にえさを隠して犬に探させるグッズ=「ドッグツイスター」
・問い合わせ先:株式会社グローブテイルズ TEL:03-6410-4442
URL→http://www.globetails.jp/nina/
楽天で扱いがありました。スライド板が黒のタイプのようです。
主婦のKさん。ちょっと変わった方法で愛犬にえさやりをしています。使うのは、少し隙間があいた7枚の板の下にえさが隠せるようになった製品。板を動かすことを学習させ、脳に刺激を与えるのが目的です。慣れてきたら、より難しい設定にします。ピンを刺すんです。板が動かなくなりました。Kさんの犬はこれまで何度も練習してきたそうです。まずは一本ピンを抜きました。しかしまだ動きません。しばらくすると見事二本目のピンも抜きました。これまでの学習の成果が出たようです。犬用に作られたこのグッズ、他にも難しさや仕組みが異なるさまざまな種類があります。
 Kさんのコメント=「人間もそうですけど、頭を使うというのは老化を防げるとか、いい刺激にもなると思ったので、、、脳の活性に良いかなと思って使い始めました。」
 この、えさの場所を探すグッズはスウェーデンで考え出されました。ヨーロッパでは動物病ですとか、犬のリハビリ施設にも導入されていて、去年1年間で25万個以上が売れたヒット商品だということです。
 犬にも認知症などがあるのでしょうか。少なくとも肉体とともに頭の老化というのは考えられますね。えさを探すというのは犬にとって一番やる気が出る場面でしょうね。