暖かくとなると、体を動かしたくなりますね。いろいろな人がいろいろなスポーツを楽しんでいます。2009年 4月8日(水)放送のNHKまちかど情報室は、「楽しさ2倍! “ミックス・スポーツ”」というテーマでした。従来あるスポーツにもう1つゲームや遊びの要素を取り入れた「ミックス・スポーツ」と呼ばれるものがあります。1度に2つの楽しみを味わうことができると、人気を集めているそうです。
●和太鼓とエアロビクスをミックスしたスポーツ=「TAIKOビクス」
・問合せ先:TAIKO-LAB青山 TEL:0120-979-447 HP→http://www.taikolab.com
和太鼓教室でエアロビクスの一種として行われているのが「TAIKOビクス」です。上記HPには「音楽に合わせてステップを踏みながら、バチを振り、和太鼓を打ち鳴らす。」と書かれています。和太鼓教室が2年前に開発したもので、太鼓をたたきながら体をひねったり、腕を振り上げたり、複雑なステップを踏んだりします。太鼓を楽しみながら筋肉が鍛えられるというわけです。参加者の言葉=「大きな音でドーンとたたくことで、ストレス発散。気持ちいい、、、。」
番組では教室のインストラクターと思われる人が、「大きな音のエネルギーといいますかね。打ちながら鍛えると同時に癒されるんです。この気持ちよさはやってみないとわからないので、ご一緒にいかがでしょうか。」と吾妻アナウンサーをいざなっていました。
早速挑戦した吾妻アナウンサー、「エアロビクスですから、厳しいですが、ずしんという太鼓の音が全身に響いてくるのがなんとも心地よかったです。」とのこと。
このスポーツはエアロビクスよりも続けやすいということで、中高年の方に人気だそうです。
音楽に合わせて演奏するというのは楽しそうです。しかもきちんと指導してくれる人がいるならなおさらですね。上記HPによると、1回のレッスンは60分。各回完結型のエクササイズだそうです。
●ゲートボールと五目並べをミックスしたスポーツ=「囲碁ボール」
・問合せ先:日本囲碁ボール普及会 TEL:0795-72-1868 HP→http://www.igoball.jp/
専用のマットが作られているそうです。囲碁ボールマット=縦5m、横2mの人工マットに、49個の目(穴)があるものです。穴というよりはくぼみと呼んだほうが正確かなと思います。そのくぼみにボールが止まるようになっています。
試合は、白と黒2つのチームに分かれて、10個のボールを打ち合います。打ち終わったときに、縦横斜めに3つ以上並んでいたらポイントになります。
このスポーツの魅力は体だけでなく頭も使うこと。相手のボールをはじいてもOKです。このあたりは、カーリングを連想しました。
参加者のコメント=「一球で勝つか負けるかの勝負ですよ。」「頭の回転もちょっとはましで、ボケ防止になるんじゃないかと思います。」
楽しそうにやられていました。
上記HPには、ルールブックもあります。マットなどの用具を購入を案内してくれるページもありました。(直接そのページから注文はできないようです。)
このスポーツはもともと、兵庫県丹波市(旧柏原町)の皆さんが開発したそうです。碁の神社といわれている「石見神社」があることが、一つのきっかけだったそうです。